打ち直しのポイント

よくお客様よりこんな質問をされます。
「打ち直しに1万円もかかるなら新しい布団買えるんじゃない?」 

「はい!」確かに安いものなら買えます。但し、敷き布団として考えるならば綿の布団は身体にやさしい天然素材でふとんのプロが見てもおすすめの寝具なのですが、スーパーやデパートでは売っていません。新しい布団でも価格相応で安い布団の場合はやはりそれなりのもの(素材や生地)、場合によっては汗をまったく吸わなく底冷えがするなど、健康を害するようなものも数多くあるのです。ですから今お持ちの布団(掛布団でも敷布団でも構いません)の中身がまだ使える品質のものであれば打ち直しをして再利用したほうがお得で、しかも快眠のうえでも新しい安価な布団よりも良いといった場合が多いのです。

また私たちは一部の悪質な訪問系布団販売会社や布団の事をよく理解していないクリーニング業者などのように、「どんな布団でも、どんなわたでも立派な布団に生まれ変わりますよ…と、何でもかんでも打ち直しができます」というような事は言いません。
中身の「わたの質」をしっかりと確認し「お客様の要望」を聞いたうえで、新しく買った方が得か、直したほうが得かをはっきり言わせていただき、あとはお客様のご判断で決めていただければと思います。ですのでお持ちの布団のわたが寿命と判断した場合は打ち直しを勧めない場合もあります。

 木綿打ち直しわたダメ.jpg
(画像のような黒ずんだわたは打ち直しをおすすめしません)

ただ私が「もうわたの寿命で繊維は短く黒ずんで、汗も吸わないしホコリもでるし、長く使う事を考えて新しく買い換えたほうがいいですよ」と言っても、それでも「打ち直しをして」と言う方もいらっしゃいますが(^_^;)
但し亡くなったおばあちゃんが結婚祝いに作ってくれた…など、何か思い入れがあってそのわたをどうしても使いたいという場合は打ち直し致します。

さて、布団の打ち直しをしているお店や会社はいくつかありますが、選ぶときにとても重要な事があります。
打ち直しをする会社を大きくわけると私たちのような布団専門店。訪問販売。それと宅配の生○さんやクリーニング店等などがありますが…

布団の打ち直しの一番重要なポイントは何か?
それはお客様と接して仕事を受ける人。つまりセールスマンだったり販売員です。なぜかというと、打ち直しの場合はまず、今お持ちの「わたの質や状態」が大事です。良いわたなのか?普通なのか?寿命な状態なのか?わたの種類は何なのか?等など

更にお客様はどんな要望(軽くしたいとか厚めにしたいなど)があって直したいのか?どんな悩みを解決して気持ちよく眠りたいのか?そこを見極める経験と対応が何より大切なのです。

だから布団の中身はもちろん、わたの量(重さ)も必ずお客様の目の前で確認するし、どんな環境(ベッド?畳?マットレスはあるの?等)でどのような眠りをしたいのかも確認します。
でも多くの業者さん(主にクリーニング店さんなど)は、ただ打ち直し出来ますと布団を預かったり、宅配便業者が取りにきて、今お持ちのわたの状態や希望なんて関係なしに、ただ引き取ったわたを機械にかけて、新しい側生地に入れて仕立てるだけの形で作り直してしまう業者さんが多いのです。

せっかくお金をかけて直すのだから、少しでも今までの悩みを解決したり、より気持ちよく眠れる寝具を教えてくれる業者さんを選びたいものですね。

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