眠りを知る店 ふとんのヨネタ

小さな幸せを創る有限会社

〒002-8028 北海道札幌市北区篠路8条4丁目1-64

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羽毛布団の選び方について

寝具(布団)選びは大変難しいものです。

中でも一番選択基準が難しいもの。それは羽毛布団だと思います。


なぜなら価格帯では、下は1万円代〜上は100万円の羽毛布団が存在し、価格の違いがどこにあるのかわかりにくかったり、その違いを販売側が表示や説明していなかったりします。

また悪質な業者などが「クリーニングやリフォームの無料点検」とうたって結果的には高額な請求や販売をするのも羽毛布団だからです。


ですから、羽毛布団選びで迷われているあなた様にはこのホームページで、正しい情報や多くの情報を得ていただき、価格相応の満足のゆく羽毛布団で気持ちよく眠ってもらいたいなと思います。


では羽毛布団を選ぶ際に一番気になるのは価格ですが、羽毛布団の価格はどのように決まっているのでしょうか?

羽毛布団のよくある質問と重複しますが説明いたします。


まず、羽毛布団の価格が仮に10万円だったとします。

皆さん羽毛布団の90%は中身(羽毛原料)の品質だと思われているようですが、実は価格に対する中羽毛の割合は約60〜70%(6〜7万円)程度で、側生地の価格割合が約30〜40%(3〜4万円)、あと構造(製法・作り方)でも約10%(1万円)ほど変わる場合があります。

意外にも側生地の割合が高いと思われたかと思いますが、側生地はとても重要で長く使われた際にダウンがつぶれて寿命となるよりも、側生地が破れたり縫製の粗雑さなどから羽毛が飛び出して寿命となるケースの方が多いのです。

では側生地はどのような違いがあるかと言うと
①綿100%生地とポリエステル系の生地。綿100%生地の方が良質でポリエステル系は主に綿15%ポリエステル85%というものが多いです。またポリエステル系生地は海外で縫製されていて縫製が雑であったりマス目間の通路口が広くダウンが移動して偏りやすかったりします。


メリットは軽く安い、そして生地が軽いので中のダウンが少々品質は下のものや入れ目が少なくても膨らみやすいという面があります。
一方デメリットは通気性が悪く蒸れやすい、静電気が起きやすい、上記で説明した縫製の問題があります。

 

②綿100%生地の中でも使う糸の太さと密度が違います。
手頃なものほど糸が太く、よって厚めな側生地でガサガサ気になる音がしたりしますが、価格の高い側生地ほど細い糸を密度多く使っており、やわらかくしなやかで体にフィットします。

側生地全体の重さも軽くなります。一例として当店の手頃な生地と高級生地ではシングルサイズで約400gほどの重さの違いがあります。

よく「どうせカバーをするから側生地は安くていいわ」とおっしゃる方がおりますが、カバーをした上状態でも良い側生地ほどやわらかくて体にフィットして隙間をつくらないので暖かさもUPします。つまりカバーをしても体感でその違いを感じますよ。

(羽毛布団の側生地ランクや種類の参考ページはこちらをクリック)

次に中羽毛の価格の違いですが主に産地やダウン比率、ダウンボールの大きさなどで決まります。まず比較的良質と言われる産地は北欧や東欧(シベリアやヨーロッパ方面)です。厳寒の地で育った鳥の羽毛ほど暖かさがあると言われます。

低価格で売られている羽毛布団の多くは、中身はただダウン○○%とだけ表示されており、その大半は中国産です。統計では日本に輸入される羽毛の約70%が中国となっており、北欧や東欧の羽毛はたったの30%未満なのです。


さらに表示されていないケースが多いですが、同じダウンでもグースダウンとダックダウンがあります。グースダウンはガチョウ。ダックダウンはアヒルの毛となるのですが、生地との関係もありますが、おおよそ5万円以下のものはダックダウンが使われていて、高価格のものはだいたいグースダウンが使われています。

目安としダッグよりもグースの方が高品質とされておりますが、10万円以下の羽毛布団の場合は必ずしもグースの方が良いとは限りません。ダウンボールの非常に小さなグースであれば、ダウンボールの大きい又良い産地のダッグダウンの方がずっと暖かくて膨らみのある羽毛布団も数多くあります。

ダウン比率についてですが多くはダウン93%・90%・85%のものです。ダウン比率が下がるほど、フェザー(鳥の羽の部分)が多く、ダウン50%未満のものは羽毛布団ではなくて羽根布団と呼びます。2万円以下のものは主にこの羽根布団が多く、勘違いされて買われる方も多いようです。

(羽毛ダウンの種類やダウンパワーの参考ページはこちらをクリック)

また、ダウン90%と表示されていても、大きいダウンボールのものも、小さいカスのような寄せ集めのダウンでもフェザーの比率が10%であればダウン90%の表示に間違いはありませんので、ダウン比率だけで羽毛布団の良し悪しを判断するのではなくひとつの目安と考えた方が良いです。

更には低価格のものほど、洗浄や除塵がしっかりとされていないのでホコリがでやすい、臭いがきつい、製造が海外で縫製があまいなどの場合もありますので注意が必要です。


私がよくお客様に簡単に説明するのは、悪質な業者の話は別として、羽毛布団の良し悪しは価格相応ということです。ときどき色々な業種で話題(ニュース)となりますが、安く販売するために手抜きや偽装をしたなど、安いものには安いなりの理由があるのです。


 

最後に、羽毛布団は業者により価格も違えば説明もかなり違います。
せっかくの高価な羽毛布団を買ってから、あるいはリフォームしてから後悔しないように、是非次のような事もご注意・参考にしてみてくださいね。

ふとんのヨネタおすすめの新しい羽毛布団(オーダータイプ羽毛布団)の参考ページはこちらをクリック

【低価格・軽量加工と聞こえはよいがポリエステルの側生地】

生地の違いで掛け心地が違うの?

詳しくはこちらのページで解説しています 

【ネット通販で羽毛布団42万円が→なんと49,000円】 

超お得だけど大丈夫なの? 

詳しくはこちらのページで解説しています 

この内容で高級羽毛布団って???

最近すごくおかしいと感じる事があります。
それは大手通販会社の宣伝文句です。
某最大手のテレビショッピングやラジオショッピングなどで盛んに「高級羽毛布団がなんと29,800円! 39,800円!」等と言っております。

力のある有名大手であれば、取扱量にものをいわせ仕入れが安くなる分、品質の割に価格をお得に販売はできると思います。

しかし「ダウン85%以上の羽毛布団は高級羽毛布団ですよ」とか、ポリエステル85%や70%などの生地を使用している羽毛布団が、なぜ高級羽毛布団と呼べるのか疑問です。

ダウン85%の羽毛布団は高級とは言えません。
基本的にはダウン93%以上のものでないと「高級」と表現してはいけないように思います。

また布団の側生地について、当店では羽毛布団にポリエステル混じりの生地はおすすめしておりません。


その理由は冬場は部屋の中(空気)も乾燥してます。そのような中でポリエステルの生地を使うと静電気が起きやすく空気中のホコリを引き寄せやすくなるのです。

通気性の面でも湿気をまったく吸収しないので蒸れやすい羽毛布団になってしまいます。

通販トークを見ていると、良い部分だけを強調したり、驚きの価格ばかりを強調して、本来高級でもないものをその定義やルールがない事を理由に高級羽毛布団とうたう。

そのような姿勢はどうなのかな?と思う次第です。
当店では今後も丁寧に信頼のおける内容・言葉で快適な寝具を提案していきたいと思います。

羽毛布団リフォームのできない場合

1月21日
完全な冬の時期ではありますが、今お使いの羽毛布団が寒いなどの理由で、新しい羽毛布団の購入やリフォームも動きがあります。

リフォームに関してですが、羽毛布団を持ってご来店いただく場合、電話依頼でご訪問して見る場合があるのですが、残念ながらお断りする(リフォームできないと判断)ケースもあります。

当店も商売をしている訳ですからできればお受けしたいのですが、ダウン(中羽毛)にも寿命がありまして、無理にリフォームしても仕上がりが悪かったり、新しいものとあまり変わらない価格になったりするのです。



羽毛布団のリフォームできない目安としては・・・
・使用して15年以上経過している
(品質や状態によっては20年でもできる場合もあり)

・買った頃の半分以下の膨らみに感じる
(ぺたぺたな感じになっている)

・ダウン比率が80%以下になっている
(ダウン70%フェザー30%等)

・購入時の価格がシングルで3~4万円位だった 等です。


当店ではお持ちの羽毛布団をしっかり・的確に判断をしてリフォームできる・買い替えた方が良いですとお伝えしています。

しかし詳しい見極めもできずに「何でもできますよ」と受ける業者さん(主にクリーニング店さん等)もありますので、残念な結果にならないようにご注意くださいね。

羽毛布団もわたの布団等もリフォームや打ち直しの際は、プロの「見極め」が重要となります。

羽毛布団リフォームについての詳しい案内はこちらをクリックしてください。 

羽毛布団ノンキルトタイプはおすすめしません

最近はあまり見られなくなってきたと思いますが一時期、羽毛布団のノンキルトといって表からはマス目の見えないタイプの布団がよく売られていました。(主に訪問販売系で多かったです)


写真のように布団の表や裏面からはどこにマス目があるかわからず、側生地の内側でマチといって仕切りがしてあるタイプなのです。

このタイプの布団、マス目がない分保温性が良いとかホコリがたまりにくい等よさげな特長を強調して販売されていましたが、かなりリスクもあります。

使ってまだ3年や5年しか経っていないのに、内側のマチがはがれて羽毛が偏った。
1か所はがれるとどんどんと連鎖していき、しまいには布団サイズの仕切りのない大きな布袋にダウンが泳いでいる状態に…もう団子状態です(^_^;)

このような布団を何度かリフォームしてきましたが、購入された方が気の毒に感じてしまいます。

当店ではこのような製法をしたものは扱っていませんし、縫製はすべて国内工場で日本人の方が丁寧に行っています。

羽毛布団の多くは海外で製法をしてその側生地を日本にもってきてからダウンを投入して「日本製」とうたっています。羽毛布団はダウンが傷んでダメになるよりも、側生地がやぶけて、縫製付近からダウンが飛び出て使用中止(その時点で買い替えかリフォームとなります)となるケースが大半です。

ですからしっかりとした羽毛布団を扱っているお店選びも重要かと思います。
1度購入すると15年前後くらい使う羽毛布団ですから是非ご参考にしてくださいね。

羽毛布団リフォームの足し羽毛について

羽毛布団のリフォームをネットで調べると、当然ではありますが各社さまざまなやり方となっていますね。
特に当店と他社さんが違うな〜と思うのは足し羽毛についてです。


私は自分で手掛ける(多くのお店さんはどこかの工場に委託しているのがほとんど…だから見えない部分も多いのです)のでわかるのですが、羽毛布団のリフォームをする際にはダウンを抜き取ります。
すると確実に目減りするのです。


例えばシングルサイズの羽毛布団の場合、通常中羽毛が1.3㎏入っています。
ここから抜き取るとおおよそ1.1㎏程度になります。つまり200gほど減となります。ダウンは中でくだけてホコリのようになったり、側生地や中の糸にくっついてとれなくなったりもしています。

数多くリフォームをしていると中には本当に表示のダウン量が入っていたの?という位少ないものもあります(^_^;)


他社さんのホームページでは「足し羽毛200g・こんなにたくさんいれまーす!」とか「120g目減りしたのでその分だけ補充します」等とうたっていますが、
それでは足りない!というのが私の見解です。



既に10年以上経過した羽毛を機会にかけたり洗ったりすることで多少の復元はありますが、真新しい同ランクのものと比較するとやはり見劣りがあります。

つまり真新しい羽毛布団での入れ目の基準は1.3㎏でも、リフォームで仕立てた羽毛布団の場合は1.4〜1.5㎏は必要という事です。(とても状態の良いダウンの場合は例外もありますが…)

当店の羽毛布団リフォームの場合はシングルサイズはほぼ400gコースを適用。
足し羽毛をしっかりすることにより仕上がりの膨らみも良いですし、長持ちします。


リフォームをご検討の方は是非ご相談ください。
羽毛布団リフォームについての詳しくはこちらをクリックしてご覧下さい。
 

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