眠りを知る店 ふとんのヨネタ

小さな幸せを創る有限会社

〒002-8028 北海道札幌市北区篠路8条4丁目1-64

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睡眠情報・店長の本音・想い

不眠で悩まれている方も非常に多い今日です。
皆さんリラックスするうえで温泉にいったり、マッサージに通われたりとさまざまですが、たまには寝具を見直してほしいな〜とも思います。
寝具を替えただけで本当によく眠れるようになったという方も多いですから。

ここでは睡眠情報のほか、日々のお客さんとのやりとりの中で感じたことや、ふとんやとしての本音、又寝具意外での私の感じたことや体験談など色々な事を語っていきたいと思います。
とても大事な話もありますので是非お読み下さいね。

布団の見極め

この所よく思うのが「布団の見極め」って大事だよなーって事です。この時期、わたの打ち直しや羽毛布団のリフォームが大変多いのですが、通常お客さんは「直した、新しくなった、費用がどれだけかかった」位しか分からないと思います。業者も布団の専門店、クリーニング屋さん、生協などありますが、大抵は「はい打ち直しですね、リフォームですね、お預かりします。生地はここから選んでください」で終了です。

でも大事なことは「中のわた(綿)や羽毛の状態はどうなのか?良質?だいぶ古くなっている?直すべきでない寿命?」「多少のわたの追加をしたとしても直す価値があるのか?」「お客さんはどのような状況(ベット?畳?一枚敷?それともマットレスの上に?)で寝ていて何を望む(持ち運びや布団干しが大変で軽くしたい?サイズ?厚さ加減?)のかをきちっと把握したうえで、最善の案・つまりこんな布団が良いですよと提案してあげるのがプロの見極めだと思います。

ですから中身を見てダメ(寿命)なわただったり、新しく買ったほうが料金の差もあまりなく永く使えるようであれば新しい布団をすすめる事も多々あります。中には「それでも直してくれ」とか「新しいのをすすめるなら止めるわ」とか「他店はもっと安いのにとチラシを見せられたり」などありますが、私はご縁のあったお客さんんにより気持ちよく眠っていただける最善の布団(ご予算にもあった)を提案してあげたいので、めげずに本音で語っていきますが・・・

先日こんな例がありました
羽毛布団のリフォームを考えていたお客さんから電話があり訪問しました。10年前位に買った羽毛で少し足し羽毛をすればきちっとなる状況です。しかし聞くとスーパーで3万円程で買ったと。当店でリフォームすると約2万5千円〜かかります。新しい既製品のものなら3万位(それ以下のものはおすすめしてません)からありますし、当店のオーダー羽毛なら4万円からです。「うーん、直すべきか?」と非常に迷っておりましたので、こう伝えさせていただきました。

その方の価値観によっても違いますが、直すのはちょっともったいないかもしれないですね。リフォームの場合は寿命がどうしても短くなります。また3万円で買ったものに今回2万5千円をかけるのであれば、今お持ちの羽毛の同等程度にあくまで安く済ませたいと割り切るか、もしくは新しいのを買うのであれば、ご予算分かりませんができれば5万円より上のものを選んでいただきたいです。なぜなら羽毛布団は値段相応(悪質な業者の話を除く)で良いものほど、暖かさ、寝心地、耐久性がありますので・・・ゆっくり考えてみてください。と今日は相談のみで帰らせていただきました。

ちょっとわかりずらい話になってしまいましたが、布団を買う際、直す際は、皆さんがどのように眠りたいか等を必ず伝えてくださいね。そしてそれに対してきちっとした答えや信念をもっている業者を是非選んでいただきたいものです。

ヨネタの想い

私たちが商売を営むうえで、会社のミッションというか想いがいくつかあります。
その1つに「ふとんを通じて快適な眠りや楽しみを提供したい」という気持ちがありまして、昨今、ネーミングや価格だけの布団が多い中、本当に健康に良く、安全で気持ちよく眠れる寝具を丁寧に説明して、「ああヨネタで購入してよかったわ」と満足していただきたいと考えています。

またささやかな幸せ感や楽しみを何か提供したいと考えており、その想いの行動の1つがニュースレター「青い鳥通信」です。お届けしている全ての人ではないと思いますが、ごく一部の人でも楽しみにしてくれている方々がいます。寝具に関する知識が役立つわと言ってくれる方々がいます。決して面白おかしい内容ではないかもしれませんが、この通信を通して売ったらおしまいの関係ではなくて、ご縁のあった後もコミュニティーを大切にしております。

同業者が年々廃業していく厳しい業種ですが、大切な眠りのための良い寝具をこれからも頑張って提供していきたいと思っていますので、皆様これからも宜しくお願いいたします。

子供の感情

子供の感情について・・・親しい問屋さんの社長から聞いた話をひとつ紹介します。子供が反抗期を迎える頃や中学・高校生くらいになると、家族の会話が減ってしまったり、食事もばらばらで顔を合わすことすら減ってしまう時期ってありますよね。そんな中で子供がグレてしまう場合と、そうならない場合の統計があるそうです。

いったいそうならない傾向にある家庭は何をしたのか?それは寝具(布団や毛布やカバーなど)をまめに洗ったり、買い換えたり、きれいに整えてあげたりしたそうです。子供たちは普段はあまり顔を合わせなくても、口をきかなくても、寝るときは必ず布団に入ります。その時に「ああ、親は私のこと大切にしてくれてるんだなぁ」みたいな事を感じるのだそうです。

それをひとつの愛情表現と感じ取って、そのような家庭の子供はグレたりしない傾向にあるんだそうです。私の子は今、5歳と6歳ですが、今後気をつけていかないとなぁと参考になった話でした。

羽毛が吹き出ているので・・・

昨年末のことです。初めてのお客様で20代後半くらいの方でしょうか。羽毛布団のリフォームをしたいとの事で車で30分位のお宅まで伺いました。そのやりとりを紹介します。

ヨネタ:「羽毛布団のリフォームということでどのようにされたいのですか?」

お客様:「まだ買ってから3年程だけど、羽毛が吹き出てるので直したいんです。ついでにサイズもダブルからセミダブルにしようかなぁと思ってます。」

ヨネタ:う〜ん、3年で羽毛が吹き出ている?「まずはそのお布団見せてもらえますか?」

お客様:「ええ、これです」とカバーに包まれた羽毛布団をもってこられる。

ヨネタ:「ちょっとあけさせてもらいますね」と空けるとプアァーと羽毛が飛び出す。

ヨネタ:「結構吹き出てますね。ちなみにいつ頃きずかれたんですか?」

お客様:「つい先日です。ふとんやさんが来てあけたら羽毛が吹き出ていて」

ヨネタ:ビンゴ!「それって訪販か何かですか?知ってるふとんやさん?」

お客様:「いいえ、初めて訪ねてきたふとんやさんです。羽毛が吹き出ているし、子供も赤ちゃんで健康が心配だしと思って。その二人組の上司みたいな人が今なら半額の10万円でリフォームできますよって言われたんですけど、すぐ決めれなかったので一旦帰ってもらて・・・電話帳でヨネタさんの広告みたら2〜3万位でできるって書いてあったので安い方がいいかなーと思ったんです」

ヨネタ:「お客さん、この布団、外に行ってカバーはずしてみましょ」

と、外で吹き出た羽毛を全部ほろって、布団を調べても何にも穴なんかあいてません。
すべて業者の手口です。前にも同じような手口をやられたお客さんがいたので、途中でピンときました。布団の点検やクリーニングを理由に布団を見せてもらい、目を盗んで握っていた羽毛をカバーをあけた瞬間にパーと散らして、お客さん大変ですよとおおげさに言ってリフォームを契約するといった、本当に悪質な業者です。

結局、まだ使えますねということで、私は何にも仕事になりませんでしたが、信用と正義感をもって「また、何かあったら相談してくださいね」と気分よく帰ってきました。
皆さんもこんな業者がたくさんいますので、注意してくださいね。


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「羽毛の中身」本当のこと知っていますか? 

皆さんは羽毛布団の中身はどんなものが入っているかご存知ですか?また購入時にはダウンが何%とかよく気にしていますか?

私の著書「誰も教えてくれなかった羽毛布団の選び方」にも少し書いている事ですが、統計によると日本に輸入される羽毛の約90%は中国と台湾で、北欧や東欧などの羽毛は10%以下となっています。しかし、ふとんやさんはじめ、デパート、スーパーで見かけるほとんどの羽毛について、私たちは潜在的にポーランド産とかハンガリー産とかの有名な産地の羽毛だけが使われていると・・・頭の中での意識になっていませんか?また製造側、お店側の意図かもしれませんが、中国産羽毛とか台湾産羽毛とかの表示がされている羽毛布団はほとんど見かけません。(最近は通販やホームセンター商品では中国産と書かれているのをよく見るようになりましたが・・・)

現在売られているほとんどの商品は●●産と書かずにただ、ホワイトダウン●%とだけ書かれている中国産又は台湾産の羽毛がほとんどなのです。当店で扱っているのは北欧や東欧の例えばシベリア産やポーランド産、ハンガリー産、ドイツ産、チェコ産など等ですが、これらの羽毛は全輸入量の10%以下のいわゆるブランド羽毛なのです。

次に多くのお客様が鵜呑みにしすぎている知識の中に「うちの羽毛はダウン90%だから」とか「ダウン●%」というのだけを随分意識してそれで価値を計っている方がいます。確かに間違いではないのですが、それだけでいい羽毛とか安い羽毛とかを決め付けるのは早すぎます。例えばよく通販やホームセンターなどでダウン90%の羽毛布団が1万円とか2万円でたくさん売っています。私のお店では産地や生地の違いがあるにしろダウン90%の羽毛布団は一番お手頃のもので3万円後半からです。いったい何が違うのか?

ダウン●%とはあくまで中身の羽毛の比率です。仮に同じ産地の羽毛でもまずダックダウン(アヒルの羽毛)とグースダウン(ガチョウ)のダウンの違いがあります。概ね3万円以下の羽毛布団はダックダウンが使われています。そして同じ鳥からとれた羽毛も、大きなダウンボールだけの羽毛布団も、カスを寄せ集めた羽毛布団も同じダウン93%と表示できるのです。

つまり見た目には分かりにくい事が羽毛布団にはたくさんあるのです。このホームページのトップページ冒頭にも書いてありますが、私は寝具の中で羽毛布団ほど選ぶのが難しいものはないと思っています。羽毛布団は1万円から100万円のものまでと、幅広い金額がありますので、購入の際は何件か見て聞いて廻るとか慎重に。そして信頼できる業者選びがなにより大切だと考えております。

よくこんな電話をいただきます。
「いらない布団があるんだけどひきとってくれるのかしら?」「ほとんど使ってない布団あるのでおたくで何かに利用してくれない?」など等・・・

物を大事にする気持ち、電話までいただいて。大変ありがたいのですが不要の布団の引き取りは行っていません。(新調品をお求め頂いた場合や打ち直しをご利用いただいた時は無料で引き取っていますが)



理由としては、まず不要の布団はたとえ1回しか使っていなくても他のことに再利用できません。例えば打ち直しなどで他の方の使用済みのわたを再利用して入っていたら皆さんはどう思いますか?リサイクルの古着と違って気持ち悪いと思う方がほとんどですよね。
ですから我々ふとんやは絶対に他の方の布団のわたが混ざらないようにとても慎重です。信用問題になります。ですから不要で引き取った布団はすべてゴミ処理場に行きます。もちろん有料で処分してきます。


また業界としては肥料や燃料などにならないかの研究がされているようですが、実用まではまだまだ時間がかかるようです。以前、私共のボランティア的な活動で幼稚園で親子で小座布団作り体験というのを行ったことがあり、その時は比較的きれいな不要のわたを洗浄したうえで利用したことがありますが、その程度のこと以外に不要布団についての再利用の有効なアイデアは私共にもありません。

環境のことなどを考える方々には、申し訳ありませんがご理解いただければと思います。昔ながらの綿布団などは打ち直しなどで何度か再利用も可能なのですが、最近の市販で売られている布団はほとんどがウレタンや化学繊維などを使っており再利用は出来ず使い捨てのものばかりです。こちらも環境問題を考える現代としてはどうにかしなければいけない課題でしょうね。

この季節、衣替えやお引越しなどで布団の出し入れをする方も多いですよね。皆さんはふとんの収納ってどうされていますか?

私たちがお客様にお伝えするのは当たり前のようですが、まず通気性のある場所にしまうこと。そして敷き布団を下に掛け布団はなるべく上の方にしまい、つぶれないようにすることが大事ですよと言ってます。また羽毛布団のケースなどに入ったものは口を少しあけておくのもポイントです。


よくマンションの方では収納スペースの問題で圧縮袋を使われている方が多いのですが、私はおすすめしません。出したときの回復力が若干ですが失われてしまいます。わたも空気を吸って膨らんだり縮んだりしますので、空気のない中でぎゅっと閉じ込められて押しつぶされては、完全にふわふわの弾力に戻るのは不可能です。

それでも収納スペースに問題がある方は仕方ないと思います。圧縮袋に布団をしまう際はよく乾燥、清潔な状態でしまって下さいね。ジメジメした状態などでしまうと、出したときに臭いが気になる場合がありますので・・・

お客さん「布団の寿命ってどのくらいなんですかぁ?」ってよく質問されます。すべての布団がこうです!とは答えにくいのですが、種類別にこの位ってのはあります。

まず掛け布団。
羽毛や羊毛の布団が大半ですがこれらはおおよそ15年〜20年と思って良いのではないでしょうか。但し使い方次第で大きく変わりますし、良い品質のものほど長持ちもします。でも大抵10年位すると布団自体に傷みがでます。

これは布団に限らず、電化製品でも服でも10年使うとかなり傷んでいますよね。布団も同じです。ですから掛け布団の上手なお手入れのサイクルとしては、まずまめにカバーを替えてあげる。そして3〜5年位に一回丸洗いクリーニング。(汗汚れや臭いがが気にならなければ5年でも充分)そして10年目位に打ち直しやリフォームをしてわたを整えたり少し追加してあげれば20年は持つと思います。


次に敷き布団ですが、
こちらは掛け布団に比べ、傷むのが早くなります。毎日、体重をささえ、多くの汗を吸いますので寿命としては掛け布団の三分の二から半分位ではないでしょうか。こちらも掛け布団同様、品質によって丈夫さも変わりますし、まめなお手入れをすればするほど、長く使える事は間違いありません。

敷き布団なら2〜3年に一回は丸洗い、5〜8年に一回は打ち直し、そして月に一回位の布団干しやカバーやシーツをまめに取り替えてあげることです。大切な睡眠ですから、「気持ちよく眠れる、良い寝具を大事に長く使ってほしい」というのが布団屋の私の願いですね。

西洋の古いことわざに「王様は仰向けに寝、賢者は横向きに寝、金持ちはうつ伏せに寝る」というものがあるそうです。眠っている間の姿勢は、単なるクセというより、その人の性格や心理と関係があるとも言われています。1977年アメリカのダンケル博士はその姿勢を4つのパターンに分類して説明しました。

さあ、あなたはどのパターンですか?


◆王様型

 仰向けに寝る人は個性が強く、自分を王様であると感じているくらいに自信家タイプです。一般的に安定しており、性格的な強さを持っています。何に対してもオープンで、それが姿勢にもそのまま現れ、夜の世界に自分を解放しています。

 

◆うつぶせ型

 この姿勢はベットを支配しようという気持ちを表すといわれています。できるだけいっぱい抱きかかえ、それを自分のものにしようとしています。予期しなかったことが起こる事を嫌い、できるだけそれを避けるように生活をコントロールします。細かいことを気にするタイプで、きちんと手際よく正確にことを運びます。

 

◆半胎児型

 横を向き、ひざを少し曲げて「く」の字にして寝る姿勢です。身体の中心部、特に心臓が保護されています。最も寝返りをしやすい型でもあります。身体的機能と寝心地のよさからすると理にかなっている姿勢といえます。性格も自分が直面するさまざまな出来事に対して、必要以上のストレスを感じずに対処できるバランス感覚を持っています。

 

◆胎児型

 横向きで身体をまるめ、ひざを曲げてあごの方にひきあげ、顔と内臓をかくすようにしています。枕のようなものを抱きかかえて身体の中心部を保護するようにしています。性格的には自分自身を開放できず、自分を守る要求が強い閉鎖的なタイプです。またベットなどの上の隅の方で寝る傾向も見られます。依存的な人間関係につかまっていようとします。


以上ですが、あなたにあてはまることはありましたか?
ちなみに私は半胎児型で寝ています。


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子供の睡眠って大事ですよね。私も子供には早く寝なさいって言うし、寝具も食事も色々と気を使っています。でも私がいつも思うのは子供が大きくなって大人ですから、子供にとって大事なことは大人も同じだよなって…
今回は子供の睡眠についてのお話です。

子供の遅寝はいけないって言いますが何がいけないのでしょうか?主に6つの理由があります。

①睡眠不足になる
夜寝るのが遅くなると当然寝不足になります。夜更かししているのに次の日は通園や通学があります。睡眠時間が減ると…ステロイドホルモンの夕方の減りが悪くなり、肥満を招きます。 ※ステロイドホルモンとは、いろいろなストレスに立ち向かうのに必要なホルモンで、朝にたっぷり出て夕方は少なくなるそうですが、睡眠不足だと夕方にもたっぷりと出てしまい、肥満の原因ともなってしまいます。


②心身の成長を妨げる
人は眠っている間に成長ホルモンを出し、身体の成長を促します。成長ホルモンは骨を伸ばしたり筋肉を増やしたり痛んだ組織を修復しますが、この働きが妨げられてしまいます。


③慢性的な時差ぼけを招く
遅寝をすると生体リズムが乱れてしまい、疲労がたまったり食欲不振や集中力が低下してしまいます。


④イライラしたり、感情のコントロールが困難になる
遅寝により慢性的な時差ボケ状態になると、セロトニン(脳内の神経活動の微妙なバランスを維持する神経伝達物質)の分泌が減少し、昼間ボーっとしてしまい、日中の運動量が低下します。すると、イライラ感が出てきたり、攻撃性が増強する心配が出てきます。


⑤食習慣の不健全化  
遅寝によって・・・夜食を食べる→朝、お腹がすいていないので、朝食を食べない。→お昼にお腹がすいて一度にたくさんの量を食べる→夕飯までに完全燃焼されず、体にエネルギーがたまりやすい。→太る原因になります。


⑥メラトニンの分泌が減少する  
子供が遅寝で明るい所にいると、メラトニンの分泌がおさえられてしまいます。メラトニンは夜暗くなると出てくるホルモンで1歳〜5歳のときにたくさん分泌されます。
そのメラトニンとは・・・①眠気を起こし、酸素の毒性から体を守ります。②老化防止や抗ガンの作用があるといわれています。③性的な成熟の抑制作用があります。

う〜ん、子供が心配になりますね。実はうちの子も寝るのが遅かったんです。私が帰ってから一緒にテレビを見たりお風呂に入ったりするうちに私と同じ時間に寝たりするという毎日でした。(でも今は9時に寝ます)やはり親が一緒に過ごしたい気持ちを抑えて子供を早く寝かせる習慣が大事なのでしょうね。

子供の遅寝はいいことがないのですね。ついつい親の時間に合わせて遅寝になりがちですが、親がしっかりと毎日時間を決めて早寝・早起きさせることが、子供の健康にはかかせないんだなぁと思いました。

<参考文献>子供の睡眠

ここ最近は北海道も梅雨なの?ってくらい雨模様でジメジメしていますね。(7月記載)夜も寝苦しいって方も多いのではないでしょうか?でもそれって単に暑いからではなくて敷き布団が良くないケースも考えられるってご存知でしたか。

寝苦しさの原因として、蒸し暑い。つまり部屋の中も高温多湿な状態にあることがあげられますが、もっと大きな理由として寝床内の湿度が高すぎるのです。

当店を含め布団の専門店などで布団を購入された方はだいたい天然素材の布団を使われていると思いますが、低反発だとかポリエステル50%とかの布団を使われている方も非常に多いでしょう。
この化学繊維の布団類は汗の吸収が悪く、特に夏場は通気が悪くなり非常に蒸れます。
時には汗もやかゆみの原因にもなります。

まずは天然素材(木綿・羊毛・キャメルなど)の敷き布団にして、しっかりと汗の吸収そして通気性を確保してあげるのが、気持ちよく眠れる方法のひとつです。

ご自分の、そしてご家族の快眠と健康を考えるなら、まずは天然素材の敷き布団やまわりの寝具(掛け布団やパッドなど)に気をかけてあげて下さいね。

皆さんは布団に入ってすぐ眠れるほうですか?

私は自分の布団だとあっという間に眠れますが、ホテルなど環境が変わるとなかなか眠れないほうです。睡眠は、交感神経が休息状態にならないと訪ずれません。悪い例として寝る直前まで携帯メールをしていたりパソコンなどで、細かい字を集中して見るのは良くないそうです。

また食事は最低でも寝る3時間前までに済ますのが良く、食物も胃に入れることは目覚め効果があり、「食べると眠くなる」のはうそだと研究者は言っております。お酒は微量だと目覚めの作用があり、大量に飲むと寝つきはよくなるが、途中で目覚める回数が増えると言います。
なんだか私たちの思っている常識は意外と当てはまらないものですね。

また眠気は体の中の熱を外に出し、体温が下がらないとおきません。よく眠たくなると手足がポカポカしてきますよね。あれは体の熱を手と足から放出しているということなんです。
よく眠れる方法としては、寝る2〜3時間前に運動をする。入浴も寝る3時間前ほどに済ませ、やせている人は38度ほど、太っている人は42度くらいのお湯に、半身浴でつかるといいと言います。更に人間の体にはリズムがあるので、前の晩にどんなに夜更かししても起きる時間は決めておき、日中、細切れ睡眠をとったほうがいいそうです。

夜、布団に入ったときは「あ〜今日も疲れたなー」と感じながらも布団のぬくもりは嬉しいものですよね。やっぱり良い寝具と環境で気持ちよく眠り、いい目覚めで朝を迎えたいものです。

以前に新聞に載っていた記事からひとつ、「眠りの装い」について紹介させていただきます。

あなたは寝るとき、何を着ていますか?パジャマ・Tシャツ・ジャージ・・・好みはさまざまです。睡眠文化研究所という所の調査結果によると46%の方がパジャマを着て寝ていたそうです。トレーナーやジャージが30%、Tシャツにパジャマのズボンが15%、裸で寝ている人も2%いたそうです。

研究所の教授は「寝間着は睡眠の質、特に寝つきを左右する重要なもの」と言っています。肌触りがやわらかいと2倍寝つきやすいんだそうです。これは何となくわかりますよね。私もやさしい肌触りの寝具にほっぺたをつけて寝ますもね。

そして「眠りにつくには体温が下がることが必要」と言っています。体温といっても体の内部、深部体温のことで、人は眠りに入ると体温が若干(約1℃)低くなって、代謝を落として身体を休息させます。その体温を下げるときはおもに手足から熱を放出しているのです。

人が一番ぐっすり眠れる環境として、衣服内気候の温度が32℃、湿度50%程度に保たれているのがベストだそうです。たしかに、私もたまーにめんどうになり着ていたジャージのまんま布団に入ることがあるけど、肌触りは良くないし、なんだか蒸れてなかなか寝付けなく、結局起きて脱ぐことがほとんどですもね。それなら最初から脱いでいたらすぐに気持ちよく眠れたのに・・・

色々な年代の方に見受けられるのですが、寒い時期に寝具の話をすると意外と電気毛布を使ってる方って多いんですよね。ここでは「快眠には電気毛布をすすめない」理由について語りたいと思います。

私たちは眠りにつくと脳に休息を与え、エネルギーの消費を抑えるために体温は低くなっていき、やがて目覚めるために、再び体温が上昇し昼間の活動に適するように身体が準備をはじめます。
しかし、電気毛布を使用することで、この体温調整のリズムが乱れ本来ならば体温を低下させなければいけない夜に体温が低下せず、脳や身体の休息が得られなくなってしまうのです。

また通常下がっていく心拍数も下がりきれず心臓への負担もおおきくなり、疲れもとれにくい体質になります。成長促進や疲労回復を促す成長ホルモンや、美容や免疫機能に必要なメラトニンなどが分泌されにくくなり、その結果として疲労が翌朝まで残ったり、肌にハリが戻らなかったりという症状に至ります。

電気毛布のように人為的にあたためて眠るということは、体温調節機能が正常に働かなくなり、快眠に影響を与えるだけでなくホルモン分泌にも影響し、その相乗作用によって、健康障害も引き起こしてしまいかねません。

「でも布団に入って何十分たっても寒くて…」と言う方、敷き布団や敷きパットを天然素材の暖かな寝具に替えるだけで改善できますので、ご自分の寝具をまずは見直してみてはいかがでしょうか?
例えば足の冷たい方には羽毛のソックスやパシーマなどがおすすめですよ。

改善策などを知りたい・電気毛布をやめて何を使えばいいの?などご質問やご相談がありましたら、現在使われている寝具の素材などをお調べのうえ、左メニューの「お問合わせ」よりお気軽にご相談ください。

洗うと暖かいパシーマ

1月10日

ここ2週間以上なんだか忙しかったり忘れていて、自分の使っているパシーマ(タオルケット代わりとパットシーツの2種類に挟まれて寝ています)を洗っていなかったんですね。

すると気温の低い日は寒いとまでは言いませんがなんだか心地よい暖かさがないんです・・・


パシーマは汗よごれなど洗わないと少しずつ「クタ〜」とした感じになるのです。

そして暖かみが悪くなってきます。

週に1回は洗う(メーカーもたくさん洗う事を推奨してます)事により、ふわっとなります。

(写真は未使用時と1度洗った後の状態ですが、洗うたびにふわっとします)

 

そして洗ったものに替えると、すっごく暖かくて気持ちいい~

パシーマは普通の綿(めん)わたに比べると2倍の保温性があります。

そしてぴったり密着しない構造なので、それがまた空気層をつくり暖かさをUPさせるのです。

本当に寒い場合は毛布をかけるよりもパシーマを2枚重ねると、ムレ感もすくなく重さ的にも軽くて暖かく・そして気持ちよく眠れますよ。

 

既にお使いの方はまめに洗ってお使いくださいね。

パシーマをまだ使った事がない方には、タオルケットや綿毛布よりも絶対にいい掛け寝具です。

お取り換えになる時には是非パシーマを使ってみて下さい。

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ふとん屋の二代目

   スリープアドバイザー
     眠りの研究家
      米田 創

ふとんのヨネタ
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住所

〒002-8028
北海道札幌市北区篠路8条
4丁目1-64

アクセス

JR札幌駅より学園都市線にて「篠路駅」下車
徒歩ですと15~20分ほどかかりますので、お電話頂ければ送迎いたします。

営業時間

平日・土曜:9時30分~18時  
日曜・祝日:10時~18時

 

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<休業日>
3月17日(日)・31日(日)は休業日となります。


※日曜・祝日の営業日もありますので下記をご確認下さい
3月10日(日)・20日(水祝)・24日(日)は営業しております。
基本土曜日は毎週営業しております。


また土曜・日曜・祝日は基本的にご来店優先の対応とさせて頂きますが訪問・集配もできますのでご相談ください。

枕の測定・ご相談でご来店の方は電話での予約制となっております。予約なしの場合は測定できません。

又、店長・米田創は不在の場合も多いので、色々相談して寝具を検討したい…等の方はお手数ですがお電話かメールにてご来店のご予約を頂ければ助かります。



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