羊毛布団の特長など

羊毛(ウール)には以下のような特長があります。

ウールの繊維は表面がウロコ状でちぢれており、フワッとした弾力で保温性と発散性に優れています。
掛け布団で言うと、綿わたの掛け布団よりも軽い・やわらかい感触・暖かい・蒸れにくいなど良い面がたくさんあります。しかし敷き布団で使用する場合は上記のようなよい面がありつつも、つぶれ(へたり)がでやすく支持性が弱いために厚めの敷き布団は作れません。
又、ウールは燃えにくい難燃性の繊維となっており、火がついても燃え広がったりしずらく炭化します。
ですので他の布団よりも安全な布団となります。

布団につかう羊毛(ウール)はフランス・イギリス・ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・ウルグアイなどが主な産地となります。
原産国や収穫時期、洗い方や加工の仕方によって臭いの強調が異なりますが、使用していると自然と消えていくものがほとんどです。

羊毛布団(ウール)に使用している側生地は縮れた毛が飛び出ないように、少し厚手の生地で目をつぶした加工をしています。布団干し等の際にバンバンと叩くと生地が劣化して摩耗した毛ホコリがでたりしますので側生地を傷めないように使用してください。又羊毛布団は放湿性が良く湿気がたまりにくい性質がありますので布団干しは少なくて済みます。



羊毛布団は洗えるの?打ち直し(リフォーム)できるの?

羊毛布団はふとん専門店で水洗いができます。ご自宅やご自身で洗う事はおすすめしておりません。
ウールがボコボコになったり生地を傷めてしまったりの可能性があります。
また他の布団でもそうですが洗うと若干の縮みがでたりもします。又洗う事によりフワッと回復するのは木綿布団で羊毛布団は回復性はほとんど見込めません。洗いはあくまでも汗や臭いの汚れをクリーニングするものとご理解ください。

打ち直しは「ふとんのヨネタ」ではできます。
羊毛布団の打ち直しは綿布団とは扱う機会も違いますので、できない布団店さんの方が多いです。
但しウールの場合は綿わたよりも打ち直し料も高くなりますので、内容によっては新しく買い替える選択肢も増えてきますので、是非我々布団専門のスタッフにご相談ください。



羽毛布団と羊毛布団比べるとどう違うの?

この比較は基本的に掛け布団での比較となりますね。(羽毛は敷きはないので)
掛け布団ではどのような事が重要かと言うと…

軽さ・暖かさ・フィット感・通気性 この4つが重要となります。

まず、重さの面で言いますとシングルサイズで羽毛布団は約1.3s、羊毛布団は約3s(いずれも中身の容量で側生地の重さは別です)となります。
掛け布団は軽い方が身体への圧迫的な負担も少なくおすすめです。但し羽毛布団と比較すると重たい羊毛掛け布団ですが他のポリエステル素材(主に2.5s位)や綿わた(約4s位)などの布団と比べるとそうでもありません。羽毛布団に慣れた方でしたら重いと感じますが、普段からわたの布団を使っていた、あるいは来客用などでは羊毛掛け布団でも良いかと思います。又羽毛布団は軽過ぎて苦手という方も結構いますのでその場合は羊毛布団がおすすめです。

次に暖かさ・フィット感。こちらも生地が軽くてやわらかい羽毛布団の方がフィット性がよく保温性もやはり羽毛布団に軍配があがります。しかし先にでてきたポリエステルや木綿よりも羊毛(ウール)は暖かい性質がありますので、羽毛と比較すると劣りますが、それ以外との比較では羊毛(ウール100%)が上です。
ちなみにあくまでも羊毛100%(ウール100%)に限ります。毛50%・ポリエステル50%の品質のものはまったく別物ですのでご注意ください。

最後に通気性ですがこちらは甲乙つけがたいと思います。
羊毛は放湿性がよくジメッとしにくい性質がありますので、羽毛布団でも使用している側生地がポリエステル混じりのものであれば、羊毛布団の方がよかったりもあります。


あと補足として掛け布団の重要とは別ですが、価格の面ではやはり羊毛(ウール)は羽毛布団よりも低価格で買いやすい面があります。ご予算ともご相談のうえ判断いただければと思います。
特に打ち直しでポリエステル混じりの掛け布団を直す場合などは、新しい羊毛掛け布団に買い替えをおすすめする場合も多いです。直したいという部分と使用後の使い心地を考えた場合に、買い替えた方が気持ちよく快適に使える事も多いので、その辺はちゃんと両方を説明してどちらがよいか選択してもらっています。

以上となりますが、羊毛布団について何かご不明な点やご質問がありましたら、当店ホームページメニューに「お問い合わせ」というページがありますのでそちらからお問い合わせください。もちろんお電話でも結構です。